日本のベニスといわれる美しい港町・富山県射水市内川
日本海に面した射水(いみず)市の内川周辺は、19世紀に北前船の中継地として栄えてきた港町です。川の両岸に漁船が連なって繋留されている風景は、どこか懐かしく、日本のベニスといわれており、近年映画のロケ地としても注目されています。
内川は、富山新港から東西約3.5キロメートルの河川です。潮の香りが漂い、暮らしの息づかいが聞こえる昔ながらの港町の風情がそこにあります。川面に映る四季折々の風景は、忘れていた季節のうつろいを感じさせてくれます。川沿いには、かつての北前船主の蔵が残されています。川岸には漁船が停泊し、重要な水路として利用されています。