丸の内駅舎
2012年10月、ついに東京駅丸の内駅舎の保存・復原工事が完了し、約100年前の東京駅の姿が再現されました。1914年に建てられた東京駅丸の内駅舎は、歴史と風格が感じられる赤レンガ造りの建物が東京駅の顔として、長く愛されてきました。しかし、戦災により南北のドームと屋根・内装を焼失したため戦後に復興されましたが、2007年より外観を創建当時の姿に再現するとともに、機能を拡大し、巨大地震にも備えるための工事が行われてきました。現存している駅舎の外壁など主要部分は可能な限り保存・活用して進められた工事は、技術的に大変困難なものでした。
東京駅丸の内口