高岡市万葉歴史館
『万葉集』の歌人で編者ともされる大伴家持は、天平18年(西暦746年)、越中国守として赴任し5年間の在任中に223首ものすぐれた歌を詠みました。家持が政務をとった越中国庁跡に程近い伏木一宮にある高岡市万葉歴史館は、『万葉集』に関心の深い全国の方々との交流をはかるための拠点として、平成元年(西暦1989年)の高岡市市制施行百周年を記念する事業の一環として建設され、平成2年(西暦1990年)10月に開館しました。万葉歴史館では、年間を通して越中万葉や『万葉集』をテーマとした展示や講座を開催しており、全国各地から万葉愛好者や観光客が訪れます。敷地内には『万葉集』ゆかりの花木を植栽した「四季の庭」があり楽しむことができます。また、『万葉集』と上代文学に関する図書・研究論文約85,000冊や、貴重な『万葉集』の断簡・注釈書・古写本などを収集・保存しています。開館以来続けられている『万葉集』の調査・研究は、教育普及や高岡市の「万葉のふるさとづくり」などに活用されています。観覧料個人300円 団体(20人以上)240円
※65歳以上の方は240円です。中学生以下のご利用の方は無料です。また、身体障がい者、精神障がい者保健福祉、療育など各種手帳をお持ちの方、および付き添いの方(1名)は無料です。
※なお、特別展示等を行う場合に、別料金となるときがあります。
〒933-0116富山県高岡市伏木一宮1-11-11
TEL:0766-44-5511、FAX:0766-44-7335