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ブランディングプロジェクト

まるでおもてなしをするように、スーパーホテルとの接点をつくる。

リブランディングを行い、コンセプトやロゴを一新させたスーパーホテル。より多くの人に新たなスーパーホテルを知ってもらう上で、重要なカギとなったのが、公式SNSの開設。担当を任されたのは当時入社2年目の中森だった。中森は、SNS上でもお客様の心に残るようにと様々なチャレンジをし続けている。

Mission

新しいスーパーホテルをより多くの人へ、
浸透させる。

  • デジタルマーケティング部 | 係長
  • 中森 歩

新たなコンセプトで、
新たなお客様と出会う。

2018年頃にリブランディングに取り組み始めたスーパーホテル。新コンセプト「Natural、 Organic、 Smart」を掲げ、それまでの40代50代男性を中心としたビジネス利用客に加え、女性客やZ世代と呼ばれる若年層にまでターゲットの拡大を考えていた。そのような中、新しくなったスーパーホテルの認知度を上げるためには、新コンセプトを伝えるブランディング施策が必要だった。そのひとつとして実施されたのが、SNSマーケティングだ。重要なポジションへ抜擢されたのは、当時、店舗で働きながらも企画職を希望していた入社2年目の中森。その頃スーパーホテルは、各SNSのアカウントも開設していない状態。ゼロから新しいスーパーホテルとしての発信を担うこととなったのだ。

コミュニケーションの本質は、
SNS上でも変わらない。

アカウントを開設した当初は、どんなことを誰に向けてどのような言葉で発信すればいいのかが、全く分からなかった。手探り状態ではありながら、「間違えてもいいからまずはやってみよう」と中森は投稿を続けた。スーパーホテルの取り組みを紹介したり、コンセプトに合った他社の取り組みを紹介したり。試行錯誤するうち、中森はひとつの大事なことに気がついた。SNS運用も、突き詰めればおもてなしと同じだということだ。一方的にこちらが言いたいことだけ発信していてはいけない。お客様にとって役に立つ情報は何かをお客様の立場に立って考えることが大切。まるでそこにいるお客様に話しかけるような姿勢を、SNS上でも忘れないことが大切なのだ。

発信して終わらない、
全体に活かす視点を。

Instagram、Twitterなどからチャレンジし、Facebook、LINE、TikTokなどすべてが 0 からのスタートだったが、2022年現在、総フォロワー数は19万人程となった。今後はスーパーホテルを広く知ってもらうだけでなく、「より深く知っていただきたい」「ファンになっていただきたい」という想いで中森は発信を模索中だ。そしてSNSを開始したことにより、2つの副次的効果があったと中森は言う。ひとつは、スーパーホテルの品質向上への貢献。SNSを通じて得られたお客様の生の声を、社内へフィードバックすることで、よりよい店舗づくりに活かしている。もうひとつは、地域の活性化。SNS上でスーパーホテルについて発信すると同時に、ホテルがある周辺の観光地や地域情報を発信する。そうすることで、ホテルだけでなく地域全体が盛り上がる。元来からスーパーホテルが大切にしてきた地域貢献の姿勢が、SNS上でも変わらず生き続けているのだ。

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